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個人年金保険料控除は本当にお得か。長い据え置きでは非効率!

「年金保険は個人年金保険料控除が使えるからお得ですよ」と勧められことはありませんか?

 

結論から言うと、保険料控除だけ考えてもだめです。

 

ポイントは3点です。

・保険料控除で戻ってくる税金

・保険そのものの運用利回り

・据え置き期間

特に据え置き期間。税が軽減されても据え置きが長いと資金効率が悪くなります。

 

保険料控除で戻ってくる税金は一年あたりの額です。

元金に対してではありません。

元金が積みあがった後で考えると利回りは落ちるということになります。

長く置くほど不利になります。

 

シミュレーションしてみます。

(個人年金保険料控除については他のサイトでご確認ください。)


最初に税額の軽減額を考えます。

           保険料   ①    84,000 ※1
保険料控除による所得税軽減額   ②      8,000 ※2
保険料控除による住民税軽減額   ③      2,800 ※3
 所得税軽減額+住民税軽減額   ②+③   

   10,800

 

※1 保険料支払い月7,000円×12か月=84,000円 

 

※2 個人年金保険料控除は保険料年額80,000円超の時に、所得税から40,000円控除できます。保険料支払いが84,000円なので、40,000円の控除を受けたとし、所得税の税率が20%( 課税所得が330万円を超え 695万円以下の場合)とすると、40,000円の20%分の8,000円が所得税の軽減ができたということになります。

 

※3 個人年金保険料控除は保険料年額56,000円超の時に、住民税から28,000円控除できます。保険料支払いが84,000円なので、28,000円の控除を受けたとし、住民税の税率が10%とすると、28,000円の10%分の2,800円が所得税の軽減ができたということになります。

 

次に上記の税額軽減額を運用利回りとして考えてみます。

経過

年数

①保険料 ②税軽減額

③保険解約金※4 + 税軽減

(①+②)

④増加率 (②/①) ⑤年率単利 (④/年数) 
1 84,000 10,800 94,800 12.86% 12.86%
5 420,000 54,000 474,000 12.86% 2.57%
10 840,000 108,000 948,000 12.86% 1.29%
15 1,260,000 162,000 1,422,000 12.86% 0.86%
20 1,680,000 216,000 1,896,000 12.86% 0.64%
25 2,100,000 270,000 2,370,000 12.86% 0.51%
30 2,520,000 324,000 2,844,000 12.86% 0.43%
35 2,940,000 378,000 3,318,000 12.86% 0.37%
40 3,360,000 432,000 3,792,000 12.86% 0.32%

※4 保険解約金は支払い保険料の100%とする。

 

現状の日本の保険では、保険そのものの利回りは期待できません。

解約金が払い込み保険料の100%と仮定した場合、税額軽減された分を利回りとして考えてみます。

前述したように毎年の保険料の払い込みに対しての税額軽減なので、年数が経過しても、増加率は12.86%で変わりません。

単利で考えると増加率を経過年数で割りますので年数が長くなるほど利回りが落ちます。

いまの預金金利が0.00・・・の話なので40年の0.32%でも有利なんですが、40年おいて0.32%は不利ですよね。40年の運用の資金効率としては悪いといえます。

 

1%超えるような運用ならいいのですが。

10年経過あたりで解約でき、元本が割れないのであれば1%超える運用が期待できます。

 

個人年金保険料控除には受けられる要件がありますが、要件をクリアすればその年の所得控除、住民税控除は受けられます。

個人年金保険の場合、60歳まで据え置かなければいけないのか、というと途中で解約しても、それまで受けていた控除による税額軽減には影響はありません。

解約すれば、その後の控除が受けられなくなるだけです。

 

10年で元金割れない保険に入り、10年後に解約するのがいいのかと思います。

 

もっというと、10年後の解約の際の税金は一時所得になります。

増えた分の1/2の額からさらに50万円引きます。ということは100万円増えても税金はかかりません。

(といっても、そもそも保険そのものは増えないと思いますが)

 

今の保険では元金割れしないものを探すのは難しいです。

 

会社の団体保的なものだったらあるかもしれません。

ご検討してみてください。