あずき菓子の四天王といえば、「たい焼き」「おはぎ」「大福」「おしるこ」である。
たい焼きは生地とあんこの比率が勝負を決めると思っているが、「浪花家総本店」のたい焼きはその比率がばっちり。
かつ、生地のカリカリ感が個人的には好き。
安いところのたい焼きは生地が厚くてヘロヘロしてたりするが、ここのは違う。
違う理由は、私なりに考えてみると、一つ一つ型取りされたたい焼き専用の鉄板で一枚一枚丁寧に焼いているからだと思われる。
一枚一枚焼くところをみて、たい焼き職人になろうとさえ思った。
たい焼き一本釣り。ここは有名なおよげたい焼きくんのモデルになったお店。
一枚一枚焼かれていたら、逃げるたいも出てくるかもしれない。
ここのほかに一枚づつ焼いているところをみたことがないのはなんでだろう。
一枚一枚のほうがおいしいのに。
そのうち、あんこ屋さんでも始めようかな。
たい焼き以外の、さんま焼きやほっけ焼きなんてのもいいもしれない。魚以外の形でもいいし。あまりたい焼き以外に形取られたあんこ菓子を見たことがない。
将来やってみようか、将来の楽しみがまたできた。