前回、永平寺の御朱印を記事したが、永平寺への道中にある團助本店をおすすめしたい。
ここの「生ごまどうふ」と「ごまどうふぜんざい」は絶品。
豆腐好きであんこ好きの私には二つともたまらない食べ物だった。
そもそもごま豆腐がなぜ名物になっているか、團助のHPを見ていると書いてあった。
要約すると、
永平寺は厳しい修行でしられており「座禅」「読経」以外にも「食」も修行の一つとしており、精進料理にてぜいたくを控えている。ごまと豆腐はたんぱく質が豊富であるので、胡麻豆腐が重宝されている、ということみたい。
ごまは実は私は少し苦手。小さいときにごませんべいを食べすぎて気持ち悪くなった思い出がある。
なので、あまり好んでごまのものは食べないのだが、團助本店の生ごまどうふはとてもおいしかった。
なんでもそうだが、作り立てはおいしい。どのようにして出しているのかわからないが、冷たいものを想像していたが少し温かい状態で出てくる。ゆで上げみたいなかんじ。生であるため余計なものも入っていないのだろう。
とろっとしていて、ごまの風味は主張しすぎず、豆腐の甘味とうまく絡みあっている。お好みであんか味噌をつけて食こともできる。あんをつければデザート感覚、味噌をつければ小鉢料理感覚、生で食べてもうまし。おみやげ品もいいけれど、せっかくなら生で食べたい。
ごまどうふぜんざいは、お餅の代わりにごまどうふが入っている。
ごまどうふは少し弾力があり、箸でもっても崩れない。
つぶあんの汁と一緒に口にすると、つぶあんの食感と少し弾力のある豆腐の食感と口の中でなんとも言えない混ざり方をする。つぶあんにうまく豆腐が入り込むという感じだ味もさっぱりしており、あんこ好きで豆腐好きの私にはたまらない一品。
また永平寺に来ることがあれば、お寄りしたい店である。