小学6年生の女の子にスマホを持たせるかどうか悩んだ事を綴ります。
結果は、与える事にしましたが、悩んだプロセス、どのスマホにしたかご参考下さい。
この記事の全体像
最近の小学生スマホ事情
「まわりはみんな持っている」
「〇〇ちゃんも買ってもらった」
親としてズドンとくる言葉です。
コミニュケーションツールとして、今やスマホは必須アイテムになっています。子供もしかり。あるご家庭が連絡手段として持たせると、それを足がかりに周りの友達が持ちはじめます。すると、LINEをはじめとするコミニュケーションアプリで連絡を取り合い、輪ができます。スマホを持っていないと輪に入れなくなります。
うちの子は「AちゃんとBちゃんが、2人で映画を見に行った。スマホで連絡取り合っているからだ」と言って嘆いていました。
私が小さい時はプロフィールカードが流行りましたが、今はLINEアドレスを知る事が友達の中で流行っているようです。あまり仲良くない子でも6年生最後の卒業式にアドレス交換とかもあるようです。
そんな事情を考えると持たせないといけないのかなと考えさせられました。
持つか持たないかメリット・デメリットを考える
小学生事情を考えて、スマホを持たせるか持たせないか検討してみました。
持たせることのメリット
- 当たり前ですが連絡が取れます。小学6年生、中学生になると行動範囲も広くなりますので、連絡ができるのは親としても安心ができます。
- 見守りサービスがあればどこにいるかだいたいわかるので安心できます。(後述トーンモバイル)
- 親子でもコミュニケーションが取れる。不思議と親子でもLINEする機会も増えますのでやり取りが増え、言えないことが言えたりします。
- 子供同士のコミニュケーションが取れます。子供としては最大のメリットです。
- 調べものをするときに便利。
- 写真が撮れる。これも子供同士のコミュニケーションではとても大事です。
持たせることのデメリット
- スマホを使いすぎる、いわゆるスマホ依存になります。
- ゲームをする。これも上記とほぼ一緒ですが、ゲームばかりすることが考えられます。
- SNSトラブル。コミュニケーションが活発になるといい事ばかりではなく、連絡が来ないとか、SNS上でのいじめなど、問題も多発します。また見知らぬ人とゲームやSNSでつながる可能性があります。それ自体も親としては断固反対ですし、最悪の場合、事件・事故につながるので、不安が大きいです。
- コストがかかる。端末代が数万円、月額が1,000円から2,000円かかります。
持たせないことのメリット
当然ですが、持たせることのデメリットが発生しません。
スマホ以外の勉強や自分の好きなことに時間を費やすことができます。スマホで誰かとつながっていると、他人に振り回されることになりますので、スマホを持っていないことで自分の時間をきちんと作れます。
持たせない事のデメリット
こちらも当然ですが、持たせた場合のメリットを享受することができません。
中でもやはり、当初の目的である「友達とのコミュニケーション」が取れない、というのは痛いです。
色々悩みましたが、1番は友達同士のコミュニケーションには必須アイテムなので、購入に至りました。 デメリットに対しての考え方 まず使い方の勉強をして、使い方のルールを決めました。
使い方のルール
スマホの使い方については子供とひとつひとつ確認しました。
そのうえで、子供自ら使用ルールを決めてもらい、親とすり合わせるということをしました。
決めた使用ルール
- 一日の使用時間をLINEのやりとり含め2時間までとする。
- あくまでコミニュケーションツールとしてのスマホであり、ゲームをする為では無い。 入れるアプリは親と確認をする。
- 絶対見知らぬ人と連絡を取らない、会わない。
- 9時以降はスマホ禁止
その他、子供としての約束事も決めました。
- お手伝いをする。子供がメリットを受けるための対価です。スマホを持つとお金がかかるということを理解してもらい、その分ちゃんとお手伝いすることを約束してもらいました。
- 机を片付ける。これは単純にうちの子が机の上を整理できていないので、やはりメリットに対する対価として、行動してもらうように約束してもらいました。
子供が持つならトーンモバイル
最低限の機能が使えて、使ってほしくないものには制限がかけれる、一方で子供がもってて安心できる機能がついているトーンモバイルにしました。
トーンモバイルの良い点
- 通信速度が4Gでなく、3Gのため外では動画を見るのは不便で使い勝手はよくない点は、持たせる親としては使いやすいです。
- 見守り機能がついている。どこにいるか知ることができます。
- 使用時間の制限ができる。
まとめ
本当は高校生ぐらいまで持たせたくないのですが、周りの友達が持っているとほぼ持つことになってしまうのですが、持つならきちんと持たせなければいけません。
まだ、使いはじめなので、今後どうなるかわかりませんが、使って改善していくべき事があると思っていますので、気づいた事は綴っていきたいと思います。