コインパーキングの設備に投資するカーパークレントに投資してみました。
なんと利回りは7.99%。
しかも1年経てば解約をした時に元本割れせずに戻ってくるらしい。。。
ちゃんと配当が出て、元本は戻ってくるのか。
大丈夫かな?あやしくない?と思うところが正直ありました💦
しかし、不安がありながらも面白そうなので少額投資してみました。
検討した事や不安に思ったことをまとめておきます!
投資は自己責任になりますので、参考にしていただき御自身でよく検討してください!
カーパークレントとは?
まず、ベースとしてコインパーキング運営があります。
コインパーキング運営は分解すると、オーナー(地主等)、コインパーキングの管理会社、そしてコインパーキングの設備機器になります。
つまり、この設備機器に投資するのがカーパークレントの投資になります。
具体的に言うと、ひとつのコインパーキングに設置する設備機器がおおよそ300~500万円らしく、それを1口5万円で割り、投資家に配分するというものです。例えば、設備機器400万円でしたら80口となります。
そして、コインパーキングの運営管理会社パークエンジニアリングが運営代行費をコインパーキングオーナーから徴収し、その中から設備機器の投資家に配当を出します。
具体的な例として、請求した資料に例が出ています。
10台停められる駐車場の場合、設備機器が400万円の80口(一口5万円)、駐車場オーナーから管理費月80,000円(台数によって変わる)を徴収し、そのうちの26,000円を設備機器の投資家に配当として出します。
26,600円÷80口≒333円
333円×12か月=3,996円
3,996円÷50,000円=7.99%
つまり、年間配当利回りは7.99%になるということです!
しかも、1年後から解約可能で、解約申し出後2か月以内に元本(出資金)を払い戻してくれるそうです。
カーパークレント運営会社はどこ?大丈夫?
カーパークレントは、コインパーキングの設備機器の製作およびコインパーキングの運営代行会社「(株)パークエンジニア」と、投資家を募っている会社「(株)カーパークレント」に分かれています。
少し詳しく見ていきます。
(株)パークエンジニア
(カーパークレントHP )
【大阪本社工場】
大阪市西区南堀江4-33-23
【東京支店】
東京都大田区下丸子1-8-14
【事業内容】
駐車場機器の開発・製造・販売・レンタル
駐車場経営の企画・コンサル
駐車場の運営・管理業務
となっています。
【社歴】
2004年創業 約19年の社歴 長い社歴なので安心できます。
【代表者】
瀧川 富博
この会社の特徴は、コインパーキングの設備機器を製造・販売している会社ということ。
そこから、コインパーキング経営を地主に提案し、経営を始めるとなった時に、自社の機器を提供し、かつコインパーキング管理を行い、管理費をもらうというビジネスモデルに変化したようです。
さらに、設備機器の費用負担を地主ではなく、別で投資家を募るビジネスモデルにしています。
そして、この設備機器の投資家を募る会社として(株)カーパークレントがあります。
(株)カーパークレント
本社、会社代表は同じ人です。
HPに出ていた情報としては、
平成25年3月にカーパークレント事業部を発足させたということです。
ちなみに、コインパーキング経営の地主は初期投資がほぼ不要で、管理費も固定のため、他のコインパーキング運営会社の投資よりも実入りは多いそうです。
会社は存在しているか?
ネット検索で法人登記されているのを確認できました。
また、某調査会社の調査対象企業にもなっておりきちんと事業は営んでいるようです。
グーグルマップでも看板が確認できたので会社は存在しています。
社員の対応は?
記載のフリーダイヤルに電話をしました。
関西のおっちゃんが出ます。(ゆくゆくわかったのはおっちゃんは社長でした(笑))
おおむね話に出たのは以下です。
- 元本割れはした事ない。
- 元金返還は2か月となっているが、言ってくれればすぐに元金を戻す。
- 多額の投資資金は受けられない。なぜならコインパーキングに投資する地主がいないと設備機器の需要がないから。
コインパーキング事業について一生懸命話している感じで、嘘をついている感じはありませんでした。
むしろ、コインパーキング事業に熱く、親近感がもて安心しました。
詳しく知りたい方は、直接HPをご参考ください!
さらに詳しく知りたい方は資料を請求してご検討してみてください!
申し込みの流れ
申し込みはオンラインで完結せず、資料を請求して、書面でのやり取りになります。
届いた資料の中に、投資に関する資料と、出資申し込み書があります。
投資しようと思ったら、申込書を記入し返送します。
カーパークレントのほうで必要事項を記載し、返送してきます。
ちなみに、申込書を送っても、すぐに資料が返送されてはこないですし、受け付けましたの連絡もありません。少し時間が空きます。
不安を覚えますが、待っていれば申込書が返送されてきます。どうしても心配な場合はメールもしくは電話で問い合わせをしましょう。
出資申込書が返送されてくる時に、投資先のコインパーキングの資料が同封されてきます。
この資料を見て最終確認をします。
コインパーキングの住所が記載されているのでグーグルマップで調べてみました。
ちゃんとコインパーキングがありましたが、現時点ではタイ〇ズのコインパーキングになっています。
これは、コインパーキングオーナーが運営会社を変更した、ということで、これからカーパークに切り替わるのでグーグルマップではまだ確認できないということです。
もろもろ確認して不安であれば、この時点で投資をやめることもできます。
ちなみに、私は当初6口30万円を投資しようと思いましたが、最初の投資で不安だったので、2口の10万円に減額をしました。
最後まで不安を覚えつつも、10万円チャレンジと振り込みをしました。。。。
今は追加の投資をして配当を楽しみにしています♪
上記、投資対象のコインパーキングを確認し、大丈夫だったら振り込みをします。
振り込みをしても「振り込みを受け付けました」といった連絡は来ません。
心配になりますが、きちんと手続きが行われているので大丈夫です。
やはり心配でしたらメールまたは電話で確認をしてみてください。
このスケジュール表が届くのにも少し時間が空きます。
配当金は税金がかかる? 確定申告は必要?
配当は個人の場合、雑所得で総合課税になります。(詳しくは税理士や税務署にご確認ください)
雑所得が20万円超の場合、他の所得と合算して確定申告が必要です。
言い換えると20万円以下の場合は申告不要です。
しかしながら、20万円以下の場合でも損益通算や寄付金控除などのために確定申告するときは、雑所得として一緒に申告が必要です。また住民税申告は必要です。
総合課税なので、他の所得が高かったり、カーパークレントの収入含めた雑所得が高いと税負担が重くなります。
せっかくの高利回りも魅力が落ちてしまいます。
所得税の確定申告をしていない人で、カーパークレントに高額投資でなければ、配当金が20万円におさまるように保有するのがいいと思います。
具体的には、250万円の投資です。
250万円×7.99%≒199,750円の配当になります。
250万円投資でちょうど20万円以下の配当になります。
これだと、所得税の確定申告は不要です。ただし、住民税の申告は必要なのでご注意ください。
細かい話ですが、カーパークレントでは源泉徴収されず、そのまま配当が入るので、投資効率はいいと思います。
不動産クラウドファンドは20.42%が源泉徴収されるので、投資利回りが8%でも、20.42%引かれると6.36%になります。
最終的には、申告して納税すると同じになりますが、源泉徴収されなければ、先ほどの250万円投資は有効です。
まとめ
コインパーキングの設備機器への投資、面白そうですし、利回りよさそう。
あまり聞きなれない投資ですし、運営会社は社歴は長いものの大手ではないので、多少の不安は残りますが、面白い投資先として投資するのはありかもしれません。
少なくとも、不動産クラウドファンドよりは投資先がわかっているのでいいと思っていま\す。
\ HPも参考にしてね /
また配当の振込や元金の償還などのタイミングでブログを更新したいと思います。