ビジネスパーソンとしては自分の分身である名刺を入れる器であり、最初の挨拶でキラリと光る名刺入れは相手に好感を与えるので名刺入れはこだわりたいところ。
そこで
「万双 双鞣和地 名刺入れ」を買いました!
高品質の革を熟練の職人が仕上げた逸品です!
[say img=”https://www.yarikiru100.com/wp-content/uploads/2020/02/82706cd90b9b8b2526afc0cfbff99ae7.jpeg”]- 万双とは?
- 双鞣和地とは?
- 万双の名刺入れはどうなの?評判は?
と、気になっている方向けに、私自身が使ってみての感想・評判、この名刺にしたポイント、他の名刺入れとの比較を記事にまとめました。
良質な革で、触り心地がよく、経変変化が楽しめる・・・
たどり着いたのが「万双・双鞣和地」の名刺入れ!
買ってよかったところと気になるところがありますが、結論的には上質な革の名刺入れを適正価格で購入でき、使い心地もよいので満足しています!
今後、ご購入される方のご参考になれば幸いです!
万双とは
まずは万双ブランドの確認と評判です。
[box class=”box26″ title=”ポイント”]- 知る人ぞ知るブランド
- 適正な品質を、
- 適正な価格で。
万双・知る人ぞ知るブランド
「万双」
聞きなれないブランドなので、インターネットやショップHPを色々と調べました。
革製品はブランド名が先に来る傾向がありますが、万双はブランド名にいい意味でこだわりがありません。
(製品にロゴが入っていないことについて)
人様の鞄に自分のところの名前が入っているのがおかしいと思うからです。
お客様の手元にわたった時点でその鞄はお客様のもの。
そこに、作り手のくだらないエゴやプライドはいりません。(万双の名前の由来について)
上野に店を構えたとき、前の店が万双という名前だったらしく、看板を変えるのが面倒でそのまま名乗りました。(引用:万双HP)
つまりは、ユーザー目線で、ユーザーに満足いただく製品を提供するというこだわりです。
名前にすらこだわりがない(笑)
ブランド戦略をしないことが、「知る人ぞ知る革製品」のブランドになっていると感じます。
では、こだわっているものは・・・
製品そのもの。
製品を「適正な品質」「適正価格」で提供することにこだわっています。
私自身購入し、実感しております。
「世界最高峰の品質」と「常識的な価格」
独創的でありながら普遍的な粋を語れる革製品メーカーであり続ける。
常に「世界最高峰の品質」でありながら「常識的な価格」で革製品をご提供すること。
私たちは、日本のモノ作りの精神と技術の上澄みを結晶化した、独創的でありながら普遍的な”粋”を語れる革製品メールをあり続けたいと考えています。
(引用:万双HP)
適正な品質 革への拘り
万双の使用する革は、全て厳選された材質の天然革です。
世界各国から確かな職人の眼で選りすぐられた革を世界最高の製品を生み出す為に惜しみなく用いております。
(引用:万双HP)
職人自ら選んだ革で、最高の技術をもった職人が作る。
製法の一つ一つに職技が光ります。
例えば、ステッチ部分は、万双独自の工法「菱縫い」を採用しています。これは手縫いとミシン縫いのお互いの長所を生かすものだそうです。言うは易し、行うは難し。高度な技術が必要となります。万双では職人がすべての製品において、この菱縫いを取り入れています。
また、コバ処理にも最高の技術を施しています。コバ処理とは革製品のフチ処理。革製品の良し悪しは「コバを見ればわかる」と言われるほど、重要です。
コバ処理は職人が技術と情熱を注ぎ、万双の革製品の美しさを特徴づけています。コバ処理の工程を何度も何度も行い、革の良さを引き出し輪郭が際立った大変美しい製品が生み出しています。
実際、他の製品とコバの部分は比べてみましたが、素人目にも、万双は幾重にもコバ処理され、革をしっかり保護しているのがわかります。
コバは傷ついても、何度も磨き直しができるため、製品を何十年も使い育てていくことができるのだそうです。
万双の中でも最高品質 双鞣和地
万双のオリジナルな製法 双鞣和地(そうなめしわじ)
“最高品質レザー双鞣和地”
日本の職人の技術と努力の結晶によって生まれた、日本独自の最高品質レザー「双鞣和地(そうなめしわじ)。伝統的な鞣し技術と革新的な手法を融合させることで、フルタンニン二重鞣しを行います。通常の工程の数倍の手間隙をかけて出来上がるレザーは、驚くほどのしなやかさと堅牢さを併せ持ち、その独特の表情は厳粛な美しさを醸し出しています。
さらに、日本特有の気候の変化や、一年を通じて湿度の高い気候での使用を想定して開発された皮革であるため、耐久性にも優れ、美しい経年変化を見せてくれます。
欧州の皮革に打ち勝つべく、日本有数の鞣し職人たちと、私たち革職人がともに長年の研究を重ね、数百回に及ぶ試作の末に生み出された「双鞣和地」は、まさに日本の革職人の魂の結晶です。
(引用:万双HP)
素人的に言うと、良質な革(ほんと素人のコメントですみません)
コードバンは革の王様ですが、双鞣和地は革技術の王様とでも言うのでしょうか。
堅牢でありながら、軽くて、しなやかな触り心地。
コードバンとまた異なる風合いです。
双鞣和地は使いこむほどに、自然な風合いになり、深みや艶が増していく経年変化が楽しめるとのこと。
これからが楽しみです。
適正な価格
ユーザー目線は、価格にも表れています。
万双は言います。
「鞄に高いお金を払ってもらいたくない」
職人気質を感じます(笑)
適正価格で提供するために、原価率が高い(利益率が低い)ことや、百貨店やセレクトショップでは販売せず、自社のHPか、店舗での直販のみとしています。
私は上野の店舗まで商品を確かめに行きました。アメ横商店街を進み、ガード下、小さな店が数軒連ねている中に万双はあります。3坪程度のお店に所狭しと財布、名刺入れ、カバンなど革製品が陳列されています。
こじんまりとした店舗で、家賃コストを抑えているのでしょう。
狭い店舗でも品薄になることも。それは大量生産しておらず、仕上がりが悪いものはボツにしているため。
製品に対する情熱、職人気質を感じます(笑)
万双の感想と評判
華美に飾らない店舗に、鞄、財布、名刺入れ。
どれも見た目でわかる堅牢な革、経年変化したもの陳列してあり、革のいい匂いも漂っています。
何でもそうですが、実際に足を運んで、手に取ってみることが大事ですね。
製品に情熱を傾けているのは店舗に行ったことでわかりました。
正直、「万双」ブランドは、製品にロゴもなく、ほとんどが知られおりません。ブランドを見せびらかすには向いていないかもしれません。革製品を見せびらかすには向いています。
周りの人と革製品のブランドの話をしても万双の名前はまず出てきません。
ですが、ネットで万双の評判を検索すると革製品好きからの評価が高く、中でも技術と価格に好感を持たれている方が多いです。
万双の名刺入れは3つ
- ブライドル
- コードバン
- 双鞣和地(そうなめしわじ)
ブライドル 9350円(税込み)
コードバン 14630円(税込み)
双鞣和地 16500円(税込み)
となっています。
ブライドルやコードバンは他のブランドでも展開していますが、価格が万双の方がリーズナブルです。
万双といえば特徴的な双鞣和地。
価格も16500円と手ごろです。
私は双鞣和地の名刺入れにしました。
使ってみての感想!
[box class=”box26″ title=”ポイント”]- 触り心地最高
- 存在感あり
- 価値ある逸品
10年以上愛用していた「CYPRIS(キプリス)コードバン名刺入れ」の折りたたむところがボロボロになり、ほつれて壊れました。。。長年お疲れ様でした、ありがとうございました。
コードバンは革の王様と言われるほど質が良く、手入れをすると滑らかな肌触り、見た目は光沢が出て美しくなり、大変気に入ってました。
革小物は月一回クリームを塗り、磨き、ピカピカにする楽しみがあります。そうして丁寧に扱うことで、経年変化が楽しめ愛着が湧きます。
今まで愛用してきたキプリスコードバンの代わりになる名刺入れを探し、たどり着いたのが万双・双鞣和地。
革の触り心地は、ほどよい硬さと質感、なめらかで、すべすべ。
名刺を手のひらでくるくる回して、革の質感を楽しむのが好きなのですが、回し心地も最高(笑)
大変気に入っています!
存在感も抜群!
6か月たって、毎月手入れしていた甲斐があり光沢感が出てきました。経年変化が楽しめるのもうなづけます。折りたたむカーブしているところもいい感じです。コパに拘りがあり、
内側も同じ革を使っているので、名刺を出し入れする時も楽しみの一つです。
ただ、実際のところ商談の場で相手の名刺入れをまじまじと見たり、自分のを見られることはないので、自己満足の世界ではあるんですが・・・。
3ヶ月近く革のいい匂いがしています
適正価格で販売しているのは前述のとおり。
今回、買い替えるにあたって予算は2万円以内、もちろん安いに越したことはありません。
ただ、安かろう悪かろうが多いこのご時世。それでも、あまたの製品があり、お値段以上のモノに巡り合えるのもこの時世。
良質な革を、こだわりの革職人が作り上げた逸品、
万双 名刺入れ 双鞣和地
15,000円+消費税
で手に入りました!
お値段以上の価値です、いい買い物をしたと思っています。
評判
「いい名刺持っていますね」
名刺交換の時に、「いい名刺持っていますね」と最初に話が盛り上がります。また、相手様の名刺入れも気になり、こちらから声をかけ、最初のアイスブレイクになる時が多々あります。
また、普段、机の上に名刺入れを置いていますが、名刺を見た同僚からも「革の感じがとてもいいですね」と好評です。
私が購入した色がキャメル色なので、パッと見明るく、目につきやすいかというのもあると思います。
残念なところ⤵
[box class=”box26″ title=”ポイント”]- ひっかき傷がつく
- 名刺を入れるところが硬く、名刺が入れづらい
丁寧に扱ってても、爪が当たっただけですぐにひっかき傷が付きます。革がやわらかいからでしょうか。
傷は指でこすると多少目立たなくなりますが、完全には消えないので、間近に見るとわかります。
気にされる方にはおすすめできません。
次に気になる点は、名刺を入れる最重要部分(写真三枚目)です。
革が固く、名刺が入れにくいです。名刺が反りました。
新品のため固いのでしょうか、使い込めば革が柔らかくなり使いやすくなると思っています。
他の名刺入れとの比較
[box class=”box26″ title=”ポイント”]- シンプルで飽きのこないキプリス
- 武骨で重量感がかっこいいGANZO
- 自分の好みと予算で選べるココマイスター
今回、万双の名刺を購入する前に比較したブランドです。
2万円前後の予算だと、「CYPRIS」「GANZO」「ココマイスター」のブランドがあげられます。それぞれ甲乙つけがたいポイントがあります。
実際、百貨店や専門店に行き、製品を確かめ比較しましたので簡単に触れておきます。
CYPRISキプリス
キプリスは値段と質のバランスが非常に良いと思います。
百貨店の名刺売り場で、シンプルで飽きのこないデザインと手に取るとだいたいキプリスです。
最高品質と言われるコードバンも2万円前後と手ごろな価格で購入できます。
ですが今回、見送りました。
私自身、長年使って良さは理解していましたが、名刺入れを広げる
曲げる部分がボロボロになったのはマイナスポイントです。おそらく耐久性は弱いのだと思います。
GANZOガンゾ
GANZOは百貨店の名刺売り場では、別コーナーでディスプレイされていることが多く、特別感と存在感があります。
名刺自体も一見すると革がとても良く武骨感があり、手に持ってもずっしりと重量感があり、存在を主張しています。
ダンディな男性には似合うと思いますが、私には逆で重く、かつ、かさばる感じがあり見送りました。
コココマイスター
ココマイスターの専門店に行き、店員から商品の説明を受け、触って確かめました。
ココマイスターは革の種類やデザイン等多種多様にあり、自分の好みと予算に合わせて選べるので楽しみがあります。
ですが、ネットで色々調べていると、何故かいい評判と悪い評判があったので、見送りました。
結果、品質と製品に対しての拘り、価格のバランスを考え万双・双鞣和地にしました!
まとめ
[box class=”box26″ title=”ポイント”]- 適正品質を、
- 適正価格で、
- 使い心地よし!
当初の目的である革本来の良さを楽しめる名刺が15,000円前後で手に入ったので大変満足です。
革に触れて楽しみ、光沢感を見て楽しみ、経年変化を楽しみ、長年愛用できるアイテム。これからが楽しみです♪
革小物はお手入れが大事。
クリームでしっかりとケアしてください!私が使用しているクリームです。
名刺と合わせてビジネスパーソンの必需品「鞄」は「ペッレモルビダ ブリーフケース」がおすすめです!
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お読みいただきありがとうございます!
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