個人年金保険料控除で節税するおすすめ運用!利回り2%以上!?

(2020.1.26)

貯蓄商品の一つである個人年金保険では、個人年金保険料控除が使えます。保険料控除にて節税を行い、節税額を含めた運用利回りを調べてみたら、高い利回りに!

運用利回りを上げるためには、うまく節税することがポイントになります。節税するには、税金計算する上で控除できるものをうまく活用することです。

この超低金利だから利回り良くなるといいな

個人年金保険料控除の概要や要件、個人年金保険の商品内容は割愛して、個人年金保険料控除新契約が使えるという前提で話をしていきます。税金が関係してくる話なので、各人の状況で受けられるメリットデメリットは異なります。詳しくは税理士や税務署に聞いてください。

どれぐらいの税額が軽減されるのか

  • 支払う保険料によって抜けられる、所得税の控除額、住民税の控除額が変わる
  • 所得税における控除額は支払保険料年額8万円で一律4万円の控除が最大。
  • 住民税における控除額は支払保険料年額56000円で一律28000円

税金を計算する上で控除は所得控除と税額控除があります。個人年金保険料控除は所得控除になります。所得から上記の控除額を引いて税率をかけますので、各人の所得税率によって税額の軽減額は変わります。つまりメリットは額は各人で異なります。

所得が多い人は所得税率が高くなるので、効果は大きくなります。住民税は28000円の10%なので2800円は一律となります。

所得税率テーブルでどれぐらい軽減されるか表にしてみました。

所得税率 所得税控除
40,000
住民税控除
28,000
10%
合計
税軽減額
5% 2,000 2,800 4,800
10% 4,000 2,800 6,800
20% 8,000 2,800 10,800
23% 9,200 2,800 12,000
33% 13,200 2,800 16,000
40% 16,000 2,800 18,800
45% 18,000 2,800 20,800

結構税金軽減されるかも!?

節税分を含めた利回りを考える

  • 掛け金は年間8万になるようにすることがポイント
  • 1年あたりの節税額は掛け金に対してかなりの効果がある
  • 資金が10年以上寝てしまうので、その分も考慮した方が良い

8万円に対する利回り(保険商品に関する利率は考慮していません)

合計税軽減額 8万円に対する税軽減額の率
4,800 6%
6,800 9%
10,800 14%
12,000 15%
16,000 20%
18,800 24%
20,800 26%

かなり利回りよく見えます!

ですが、保険料控除は毎年の掛け金に対してだけ活用できます。すでに払っている据え置かれている保険料には恩恵がありません。そのため10年置いた場合も考えてみます。

10年間で支払い保険料の80万円になった場合です。

合計
税軽減額
10年分
80万円に対する税軽減額の率 年率換算
48,000 6% 0.6%
68,000 9% 0.9%
108,000 14% 1.4%
120,000 15% 1.5%
160,000 20% 2.0%
188,000 24% 2.4%
208,000 26% 2.6%

支払い済保険料分には金利が付かないと考えても、税額軽減される分のメリットは大きいです。しかもこれは税金軽減なので、メリットが取れた額に対して税金が取られないのも有利です。

ポイントは節税額の最大額は決まっているので、支払い保険料を最小にすることです。1年あたりの利回りはとても大きくなります。ただし、1年あたりなので、解約しても元本割れしない10年以上で想定したほうがよいです。この低金利下、長期据置の商品で寝かせるのはもったいないです。(元本割れしない年数は商品によって異なりますのでご注意ください

 

節税額について違う見方をしてみます。

この節税額と同額の利益を出すには、超低金利の状況では多額の資金が必要になります。

例えば、年間12,000円の利益を受けるためには、大手銀行の定期預金金利0.01パーセントで、さらに源泉徴収される税金分を考慮すると1億5000万円が必要になります。1億5000万円入れて、年間12,000円です

1億5000万円必要なところ、年間8万円でできるのはすごいです。

 

給与所得者の方で確定申告不要の方は年末調整で調整するだけで簡単に税金還付となるお手軽な運用方法なのです。

税金還付金で忘年会の費用を捻出だ!

注意点は?

  • 税制適格の個人年金保険が対象
  • 適用要件があるので契約時に確認と注意が必要
  • 所得税の負担が各人で異なるので、得られる効果も同様に異なる
  • 途中解約すると、元本割れすることがある
  • 元本が戻ってくる時期は商品によって異なるのでよく確認が必要
  • 金利は低いので元本割れしなくなるのに10年以上かかる
  • 元本割れしなくなったら保険は見直した方が良い
  • 少額しか活用ができない
  • 税制が変わり、効果が少なくなる可能性がある

 

まとめ

  1. 個人年金保険料控除が使える商品を探す
  2. 元本割れしなくなる時期を確認
  3. 最小限の掛け金にする
  4. 給与所得者は年末調整で税還付金を受ける
  5. 還付金で忘年会新年会を楽しむ
  6. 毎年の税制改正の動向は少し気にしておく
  7. 元本割れしない時期が来たら、見直し
  8. 別に年金として受け取らなくても良い

 

個人年金保険は超低金利商品と思いがちですが、税額軽減のメリットを使うことで、少額の資金で高利回り商品となります。

運用商品として活用しましょう!

今回ご案内したのは、運用商品としての活用です。元々の商品の仕組みは年金受け取りです。ご自身のライフプラン、マネープランを考慮してご検討ください。